「シンボルとなる大会が欲しい」
皆さんの想いを形にする北海道の特別なイベントを開催します。

「シンボルとなる大会が欲しい」
皆さんの想いを形にする北海道の特別なイベントを開催します。
 
2018年8月13日更新:いよいよ今週末開催です。各種情報追記いたしました。 

2018年8月18日 土曜日
札幌市中央区南二条西2-11 札幌NSビル8F 
晴れる屋札幌店
アクセス:http://www.hareruyamtg.com/jp/store/sapporo_access.aspx#by_car
開場 12:00

今後以下の項目それぞれについて詳細な説明を掲載していきます。

●予約方法
イベントは完全予約制です。初心者体験会のみ予約が不要です。一人ずつ予約をお願い致します。
おかげさまで満席のご予約をいただいており、現在キャンセル待ちの受付をshop.magicjudge.netにて行っております。
キャンセルが発生しない場合でも、早く帰る方の人数にあわせて空席が出来次第、当日受付を行う場合があります。当日の空席状況は北海道選手権サポーターのLine@や晴れる屋札幌店のTwitterでお知らせします。

DCI番号をお持ちでない方やわからなくなってしまった方は空欄にしてください。会場にてお尋ねいたします。

キャンセルは同サイトの「お問い合わせ」フォームから前日(8月17日)までにお申し付けください。連絡なしに欠席されることはお控えください。

●ゲームの集合時間
主なイベントはリーグ・スタンダード・レガシー・二十五周年記念プロプレイヤー追体験マッチの4種目です。
並行してこれら4種目とも自由に参加することができます。
さらに、スタンダードデッキ選手権を開催。

参加費は無料です。(リーグはパック代のみが別途かかります。)
無料というか、これまで皆さんの負担が無くなるように発起人の方や開催に協力していただいた方に参加費を払ってもらって来た経緯を踏襲していただき全員無料招待で行うことができます。

1. でっかいどうリーグ
一番参加者が多くなるのではないかと予想しています。
ご予約のうえ12時から18時までの都合のよい時間にお越しください。
参加費は無料ですが別途3パック代のみ頂戴いたします。
使用できるパックはスタンダードの種類のほか、まだ決めていませんがいくつかのセットを用意します。
でっかいどうリーグの詳細記事はこちらでご確認ください。使用可能なパック一覧も掲載しております。

2. スタンダード 
ご予約のうえ12時から17時までの都合のよい時間にお越しください。13時すぎより対戦を開始します。
スタンダードの詳細記事はこちらでご確認ください。

3. レガシー
ご予約のうえ12時から17時までの都合のよい時間までにお越しください。13時すぎより対戦を開始します。
レガシーの詳細記事はこちらでご確認ください。

4. 二十五周年記念プロプレイヤー追体験マッチ
ご予約のうえ12時から17時までの都合のよい時間までにお越しください。13時すぎより対戦を開始します。
追体験マッチの詳細記事はこちらでご確認ください。およびプロプレイヤーから参加者の皆様へのアドバイスを高橋さん原根さん津村さんよりいただきました。ぜひご覧ください。

5. 初心者体験会
13時半から14時半にお越しください。ご予約不要です。

+α. 北海道デッキ選手権
ご予約ください。デッキリスト登録方法をお知らせします。
デッキビルダー。目立たないけどある意味北海道選手権Petitの主役イベントが北海道デッキ選手権、詳細記事はこちらでご確認ください。
※リストだけでOK、カードは不要です。

●イベント
・12時半 おひるの開会式
開催のお祝いをしましょう!
北海道にもマジック流行りを感じさせるシンボルとなる大会がある、みんなに実感してもらいたいです。

・14時ごろ 追加情報をお待ちください

・16時ごろ ゆうがたの開会式
途中から来る方も多いので2回目のお祝いをしましょう!

・17時から 追加情報をお待ちください

・19時から 追加情報をお待ちください

・閉店前 追加情報をお待ちください

● 皆様へのお願い
北海道選手権開催に際し常々皆様にお願いしていることがあります。
このイベントを「北海道のシンボルとして定着する」イベントにしてください。

具体的には
*参加してください
*選手権の話題を盛り上げてください
*知り合いで参加を迷っている方には積極的に誘ってあげてください

北海道でもマジックが流行っていて北海道選手権も開催されるくらい盛んなんだということが、回を重ねて多くの人が参加するようになるにつれて、北海道のマジックプレイヤーの一員である皆さんの手で全世界に広められていくことを願っています。
今回は北海道選手権のスピンオフです。目標は瞬く間に予約を集めまるでグランプリのように二次募集をすること、そして晴れる屋札幌店には最高ランクのアドバンスプラスになってもらいます。
北海道選手権であれだけ多くの方々が心の底から実感したグルーブ感を、今回、次回、次々回と何度も作り北海道の当たり前にしていきます。
外から見たときにすっげー盛り上がってる感じにしていきますよ。昨年一年休んだとしても北海道の盛り上がりはおさまらない。まずは今回の盛り上げをよろしくおねがいします。

●参加費無料の理由と皆さまからのサポート
このイベントは引き続き無料にします。無料で継続することと100人超えを定着させるために、どうかご協力をお願いいたします。
今回も無料にするために、晴れる屋さんには、我々が前回味わった無料の良さを説き伏せ、夢を見させてあります。ここでそれを現実のものとして、こうやって収益を積み重ねていったほうが圧倒的に大きいじゃん、と思ってもらえたら我々の株も上がるってことです。

そこで、自分の大会出場費として支出を厭わない方、次代の参加者たちを引き入れる手助けにご参加いただける方、晴れる屋に北海道選手権すげーって思わせることに協力してくれる方は次の方法でお金のサポートをお願い申し上げます。

1.晴れる屋の北海道選手権Petit記念セール品で財布を空にする
 今年一番の儲けを叩き出してやりましょう。買い物をして協力したいと思っているお客様は沢山いる、だから何を買えば協力したことになるのか教えてほしい、と教えてあります。
 北海道選手権Petit記念セール品の詳細記事は後日掲載できるかなあ。未定です。

2.買取の列を絶やさないように並び晴れる屋のレジを空にする
 本当にレジ枯らしにいきましょう。それが協力になります。大事なものは無理して売らないでください、手放してもいいカードを売ってください。
 晴れる屋の査定力って凄いので、皆さんも体験してみてねとお勧めしたいという理由もあります。

3.会場でカンパもといポケットにねじ込む
 せっかく自分の参加費やお連れ様の参加費と思ってお金を用意してくださる方がいるので、いつもなら当日カンパをお願いしているのですが…だって晴れる屋さんの店内で俺が稼ぐのは妬まれるでしょう。だから一度は断りますので押し付けてください。有難く頂戴いたします。
 強制するような雰囲気にはしたくないのでご案内が届かなかった場合はジャッジ・スタッフ・サポーターの方へお尋ねください。

北海道選手権の定着にはお金がたくさん必要ですが、参加費無料の仕組みを続けていきたいという考えも皆様にも納得していただけるものと考えています。ご支援ご協力よろしくお願い致します。

●お問い合わせ・運営・主催店舗
イベント全般についてのお問い合わせは

Line@ 友だち追加数
へお問合せいただくのが最も早く回答を差し上げることができます。
Line@では、一般のお客様の中でも特に北海道選手権が大好きでイベントの内容を熟知している北海道選手権サポーターの方々がご案内致します。

個人情報(予約など)に関するお問い合わせやその他の公式中の人からの回答をお求めの場合は
問い合わせフォーム https://shop.magicjudge.net/contact 
またはメール  hokkaidomtg@gmail.com
よりお問い合わせください。

イベントの企画・運営は、主催者Bel号を中心に札幌ジャッジゼミの皆さんと協力開催店舗・問屋の皆さんそして広く一般のマジックプレイヤーの皆さんの協力を得て行っています。
トーナメントの主催店舗は晴れる屋札幌店です。

マジック:ザ・ギャザリング(R)はウィザーズ・オブ・ザ・コーストの商標です。このウェブサイトは、Wizards of the Coast LLCの傘下にはなく、推薦、後援、その他特別な承認は得ていません。 このウェブサイトは、ウィザーズの宣伝用デジタル素材に関するポリシーに基づいて許可されたWizards of the Coast LLCの商標および他の知的財産を使用しています。

8月18日開催の北海道選手権Petitでは、プロプレイヤーが最高峰の試合で体験した対戦を再現し皆さんにプレイして頂くことができます。デッキはこちらで用意していますので、手ぶらでご参加になれます。18時までのご都合の良い時間にお越しください。すでに満席のご予約をいただいておりますが、早く帰られるかたもいらっしゃるので、空席状況に応じて当日受付も行う予定です。

プロプレイヤー追体験マッチの3つめは、プロツアーロサンゼルス2005準決勝:津村 健志 vs. ANTOINE RUEL。一見サイカトグ同型対決に見えるがこの二つのサイカトグデッキには大きな違いがある。詳しくはHareruya Pros マジック・プロツアー殿堂 津村 健志さんにお話を伺おう。

― かなり昔の話なのですが当時青黒緑サイカトグデッキを選んだ理由等があれば教えてください。
津村:当時のエクステンデッドで大本命だったデッキは「親和」でした。この「発掘サイカトグ」は「親和」を倒すために《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》、《酸化/Oxidize》といったアーティファクト対策、さらに対「親和」の必殺兵器である《破滅的な行為/Pernicious Deed》のために緑を足したコントロールデッキです。

 その他のデッキに対しても《けちな贈り物/Gifts Ungiven》から《壌土からの生命/Life from the Loam》+サイクリングランドをサーチすることでアドバンテージ差で凌駕できる構成になっています。

 デッキは石田 格さん謹製のもので、僕が大好きなカードがたくさん入っているのもあって個人的には非常に思い出深いデッキですね。

― 当時の対戦で一番印象に残っていることを教えてください。
津村:やっぱり《サイカトグ/Psychatog》に打たれた《魔力の乱れ/Force Spike》ですね。(※参考:https://youtu.be/qiSYdD1ay7Y?t=20m52s)

 この状況について語ってあるほとんどの記事には書いてないのですが、これは当時のセオリーを逸脱したプレイだったんです。といいますのも、後手のプレイヤーは手札に《強迫/Duress》と《魔力の乱れ/Force Spike》がある場合、2ターン目に《強迫/Duress》を打って対戦相手の《対抗呪文/Counterspell》か《マナ漏出/Mana Leak》を炙りだし、それを《魔力の乱れ/Force Spike》で返すのはひとつのセオリーとされていました。

 そのため、僕は《マナ漏出/Mana Leak》が打ち消されなかった時点でAntoineが《魔力の乱れ/Force Spike》を持っていないと確信を持っていました。でも彼は《サイカトグ/Psychatog》という最大のリスクをしっかりとケアして《魔力の乱れ/Force Spike》を温存し、《サイカトグ/Psychatog》と共に僕の心を打ち砕いてしまったのです。

 このプレイが僕の人生に与えた影響はすさまじく、Antoineとの対戦成績は0勝6敗とかそんな感じで、ついぞ1回も勝つことができませんでした(笑)

― イベントで対戦するお客さんへ、このマッチアップ(青黒緑サイカトグVS青黒サイカトグ)で気を付けることなどアドバイスがあればお願いします。
津村:準決勝で相まみえたAntoine Ruelの「青黒サイカトグ」は、大本命であるはずの「親和」を切った、対コントロールに特化した「青黒サイカトグ」です。(Antoineは予選ラウンドで「親和」には1回しか当たらず、しかもそのマッチにも奇跡的に勝利したそうです。)
 このマッチアップを事前に練習してくれていた格さんに言われた言葉は今でも覚えています。
 「相性1:9だよ(笑)」
 その言葉通り、試合の方はなすすべなく0勝3敗で敗れてしまいました。本当に絶望的なマッチアップではありますが、当時の僕、そしてデッキデザイナーの格さんの無念を晴らすべく、ぜひ勝利していただければと思います!

当時の観戦記事とデッキリストはこちらでご覧になれます。皆さんには、選んだ側のデッキで、サイドボードをするところから、ゲームを行っていただきます。このマッチを制するサイドボードプランも考えながら当日の開催をお待ちください。

8月18日開催の北海道選手権Petitでは、国際大会の決勝ラウンドでも使われたデッキを体験することができます。デッキはこちらで用意していますので、手ぶらでご参加になれます。18時までのご都合の良い時間にお越しください。すでに満席のご予約をいただいておりますが、早く帰られるかたもいらっしゃるので、空席状況に応じて当日受付も行う予定です。

プロプレイヤー追体験マッチの2つめは、グランプリ京都2015準々決勝:
原根 健太 vs. 八十岡 翔太のオムニテル同型対決。デッキリストはこちらに掲載されております。レガシーをプレイしたことが無い方も是非体験してみてください。

この試合のご本人
Hareruya Pros ゴールド・レベル・プロプレイヤー 原根 健太さんに当時の様子と、このマッチに臨む皆さんへのアドバイスを伺って参りました。

― 当時原根さんはMTGを始めたばかりで八十岡さんという強豪との対戦となったわけですが当時対戦を前にどのようなことを考えていましたか?
原根:余計なことを色々と考えていましたね。緊張もありましたし、沢山のギャラリーに囲まれて舞い上がってもいましたし、トッププレイヤーと決勝ラウンドでマッチングという事で高揚感もありました。ただオムニテルのミラーマッチには絶対の自信を持っていて、その点で平静さは保てていたと思います。
また八十岡さんのデッキはMOのデッキリストに掲載されていた僕のリストを元にチューニングを施したものだと対戦前に話されて、素直に嬉しかったですね。雑談交えながらリラックスさせてもらえて、気持ちよくゲームに臨めました。

― 当時の対戦で一番印象に残っていることを教えてください。
原根: 1番はやはりエムラクールの激突ですね。その後の場に1枚だけ残った全知の絵面と合わせて、もう一生経験できないと思います。
(参考:対戦記事

― イベントで対戦するお客さんへ、このマッチアップ(ショーテルミラー)で気を付けることなどアドバイスがあればお願いします。
原根:いくつか要点があるのですが、全てはたった一つの命題、「相手よりも多くのインスタント呪文を手札に持つこと」に向けられたものになります。
《実物提示教育》をプレイすると基本的にお互いの場に《全知》が出ますので、こうなるとマナによる制約は無くなり、あとはどちらがスタック合戦に勝利できるかの勝負になります。《思案》《定業》《ギタクシア派の調査》と言ったソーサリータイミングのドロー呪文をインスタント呪文に変換していき、十分な数を確保してから《実物提示教育》を唱えるのが定石ですね。
このように、ゲームの焦点は「相手よりも多くのインスタント呪文を持つこと」だけなので、基本的に後手が有利です。最終的なお互いの場に《全知》が出ることを考えれば、《実物提示教育》は自分がプレイしても相手がプレイしても変わりがないので、先に土地を置く事で得られるメリットはほとんどなく、そればかりか《実物提示教育》をプレイした側は手札が1枚少なくなるのでマイナススタート、大方仕掛け損です。

上記を実現するための小技があるので、いくつか紹介しておきます。

①基本的には《時を超えた探索》を唱えて消耗を誘っていくゲームです。プレイがそのまま通れば1枚差、《意志の力》をプレイされても同じことなので、解決されようがされまいが関係ないのがポイントです。ただし《呪文貫き》されるのだけは好ましくないので、2マナ以上余らせているタイミングでプレイすべきです。
②相手の《実物提示教育》にスタックで《渦巻く知識》を唱え、自分の《実物提示教育》を戻す動きを常にイメージしておくと良いです。攻め手を確保しながら、最小消費で受けに移行できます。
③相手のドロー呪文にスタックで《時を超えた探索》をプレイし、それにカウンター呪文をプレイしてきた時、《狼狽の嵐》で相手のドロー呪文とカウンター呪文の両方を打ち消せば1:2交換できます。《狼狽の嵐》はその性質上対処されづらいので、極めて強力なコンボです。
④《狡猾な願い》からの《外科的摘出》は常に意識しておきましょう。《時を超えた探索》《狡猾な願い》のような重要パーツを抜き去って思わぬ決定打を見舞うことができますし、重複している呪文を抜き去ることができれば相手の手札を減らすことができます。
⑤サイドボード後の《僧院の導師》や《若き紅蓮術師》は基本的に無視です。相手の受け手が1枚少なくなるので、その隙にコンボを狙えば良いです。下手に《紅蓮地獄》などで対応を図ってはいけません。手札が弱過ぎなければ《意志の力》もプレイしません。


原根 健太がマジックに本格参入し2戦目のグランプリにしてトップ4入賞を果たしたグランプリ京都2015からあえてオムニテル同士の一戦をピックアップした。このミラーマッチは面白い。《全知》や《引き裂かれし永劫、エムラクール》への過程での競り合いと仕掛けるタイミングに勝負の本質があることが当時の対戦記事からもよくわかる。
皆さんには、選んだ側のデッキで、サイドボードをするところから、ゲームを行っていただきます。デッキリストと原根さんのアドバイスを参考にプロプレイヤーに与えられた選択肢に触れてみてください。

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